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2018-05-02

股関節の筋肉が使いづらい方の歩き方 〜トレンデレンブルグ徴候〜

みなさん、こんにちは。

今日は雨ですね。先程まで止んでいましたが、また降ってきました。

先日、福岡市植物園にいってきました。幼稚園児・小学生たちの遠足?でたくさんの人がいました。

植物園癒しスポットでした。いかがでしょうか。

股関節の横の筋肉が使いづらい方の歩き方

人工股関節全置換術後のピラティス

で書きました。手術後のリハビリの目的は、歩けるようになること・日常生活を送ることができるようになることです。

しかし、退院後も筋肉の感覚が戻っていなかったり、歩くことはできても「歩き方」を気にされている方は「これでいいのかな」と不安に思われる方もおられます。

股関節の手術では、技術の発展によってなるべく今ある筋肉の損傷を行わないように皮切・侵入が行えるようになっています。その中であっても、手術の際に股関節にたどり着くまでにお尻の筋肉を切ったりすることもあります。

今日は、お尻の筋肉が使いづらくなるときになりやすい歩き方をご紹介します。手術の有無に関係なく、一般の方もなりやすいですので確認してみてください。

トレンデレンブルグ徴候

お尻の横の筋肉は、脚を横へ開くときに使います。日常生活では、横移動することはないので弱くなりやすい筋肉です。

この筋肉を「中殿筋」といいます。

 

「歩き」と中殿筋

歩くときには、片足の踵を床につくときもう一方の足は床から離れ始めます。そして片足立ちになる瞬間を迎えます。

その片脚でバランスを取るときに中殿筋は役割を持ちます。床から離れている方の脚側に骨盤が倒れないように、軸足の「中殿筋」が働くことで骨盤を水平に保ちます。

* 画像がなく、言葉ではイメージしづらいと思うので気になる方は、体験レッスン・トレーニングにお越しになってみてください。

 

もし「中殿筋」の筋力が働きづらいと、床から離れている脚側へ骨盤が傾きます。同時に上体も床から離れている脚側へ倒れます。

このとき、軸脚の骨盤は上体とは反対の横へ流れるように動いて突き出しているような動きを取ります。

 

簡単にまとめると、歩いているときにお尻を横へ「プリプリ」して歩いている方は、「中殿筋」が弱いと見ることができます。

実際に確かめないとわかりませんが、そのようなことが多いです。

 

一度一度、横方向へ移動するので疲れやすくなります。手術後にお出かけが苦手になるような方もい多いと伺います。

体を一方へ傾けながら歩かれるので、手術後も病的な印象を持たれているのではないかと不安になられる方もいらっしゃいます。

 

「ピラティスで取り組めること」

ピラティスでは、「筋肉を使えるようにする」「筋肉を使った状態でバランスを取れるようにする」ことに取り組むことができます。

股関節が弱いなりにバランスを取ってしまっている「足裏の体重のかけ方」「骨盤の位置」「上体の位置」を修正することができます。

筋力が弱いなりに、バランスを取っていた(取ってしまっていた)姿勢からすると始めは「ふらふらする」と感じるかもしれません。

それが、筋力がついて、慣れてくると自然に立ち姿勢も保てるようになりますし、歩き方もお伝えしたことをご自身で修正できるようになります。

 

ピラティスは動きの種類が豊富になるので、ご自身の体に対して発展的な取り組みを体に関しても気持ちの面に関しても行うことができます。

「この動きがわかってきた」という理解や上達は「できないことができるようになってきた」というような自信と不安の解消にもなります。

 

お悩みの方がいらっしゃれば、ピラティス始めてみませんか。一緒に頑張りましょう!ご予約(レッスン・トレーニング)

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