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2017-04-22

心地よくヨガを行うために意識しておきたいこと

こんばんは^^

プライベートスタジオエアーの山口奈津美です。

ヨガのアーサナ(ポーズ)を行う際の素朴な疑問をまとめました。

より心地よくヨガの時間を過ごしていただく為に、意識しておきたいことをご紹介させて頂きます。

 

目線は何処へ向けるのか。アーサナを行う際に意識しておきたいこと

ヨガを行う際、基本的には目を開けた状態で行います。何をしているのか、どう間違っているのかを理解する為です。

ヨガでは目線のことを「ドリシティ」と言います。目線を定めることは体にも影響を及ぼします。

例えば座位の前屈の際のドリシティがお臍だった場合、背中が丸くなりリラックスした状態になります。このドリシティを足の親指に変えてみてください。自然と胸が伸びて呼吸が深まりやすくなります。

このように、ドリシティによってアーサナの効果が変化することがあります。

また、アーサナの動きに慣れてきた時に目を閉じて行うこともあります。

例えば、目を開けた状態で片足で立つバランスが保てたとして、同じ動きで目を閉じて行うとバランスを崩すことがあります。ドリシティによってアーサナのバランスが保たれていることが実感できると思います。

目線を定めて行うことは、体をより安定させたり集中力を高める事にも繋がります。

 

体に異常がある人がヨガを行う場合に意識しておきたいこと

体に異常がある場合は避けるべきアーサナがあります。また、アーサナを行う場合も注意しておく事があります。

めまい・血圧の異常がある人

頭立ちや逆転のアーサナを急に行わないように注意しましょう。急激に血圧が変化すると体への大きな負担となります。

ウッタナーサナやアドムカシュヴァナーサナなどで少しずつ逆転のポーズの為の準備を行うことが必要です。

また、逆転系のアーサナを終えた後も同じようにアドムカシュヴァナーサナなどを行いましょう。フェードイン・フェードアウトするように逆転系アーサナの前後は慎重に行いましょう。

(画像:アドムカシュヴァナーサナ)

中耳炎・内耳炎・網膜剥離の人

逆転系のアーサナは体への大きな負担となる為、避けて行いましょう。

月経中の人

逆転系、捻りのアーサナは体への負担になる為、避けましょう。月経中はアーサナはお休みすることが望ましいです。しかし、ホルモンバランスが崩れやすく精神面でも不安定になりやすい時期です。呼吸法や瞑想などで、心身のバランスを整えましょう。

 

より良いアーサナの効果を得られる為に意識しておきたいこと

正しい方法でアーサナを行う

間違った方法でアーサナを行うと、体の異常や不快感、気持ちの不安定な状態が現れます。写真通りにアーサナを行うことが正しいのではなく、自分の身体の状態に合ったアーサナを行うことが正しい方法です。筋力や柔軟性など身体のつくりや状態は人それぞれであり、日や時間帯によっても変化します。

今の自分にとって正しいアーサナを行うことがとても大切です。わからない場合は、指導者のもとで行うことをオススメします。正しい方法でアーサナを行うことができると、心身ともに軽快になり心地良く感じられるようになります。

継続することがアーサナの効果を高める

アーサナを継続して行うと容姿の変化が現れたり、精神面でも落ち着きを感じられるようになります。余裕が生まれることで自分をコントロールできるようになると言われています。

継続することでアーサナを覚えたり流れに慣れることが出来ると、身体の動きもスムーズでなめらかになります。「このポーズ合っているのかな」という不安な気持ちがなくなることで集中力も高まります。

 

 

私の経験と、アイアンガー氏著「ハタヨガの真髄」を参考にヨガの練習を始める前に必要なココロとカラダの準備をご紹介させて頂きました。

自主練習だけでなくレッスンにお越しになられる際にも意識してみてください。皆さんにとってのヨガの時間を、より心地よく過ごして頂けますと幸いです。

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