生活の中のヨガ【ギーの作り方】
こんばんは〜!
プライベートスタジオエアー
ヨガインストラクターの山口奈津美です。
昨日はmoonday…満月でしたね◯
いかがお過ごしでしたか。
今日のレッスンの中で「満月だったから、すごく身体が重たく感じます」という声もありました。
いつもと心身の変化を感じた方も多かったようです。
月のリズムに合わせて過ごす
満月や新月の日は、月から受ける引力が強くなることで海が大潮になります。
私たち人間の身体は70%が水分でできていると言われています。海のように月の影響を受けていても不思議ではありません。
満月の時には女性の骨盤が緩みやすくなるので、出産が多かったり、生理になる女性が多いです。
月が満ちていくにつれて吸収力が高まり、月が欠けていくにつれて排出力が高まります。ゆるめるヨガ・アクティブなヨガというように月のリズムに合わせてみたり、頑張る時・ゆっくりと過ごす時というように生活をコントロールしてみてもいいですね。
そんなmoondayの過ごし方として私は最近、満月・新月の日には「ギー」を作っています。
不純物を取り除いた澄ましバターのようなもので、インドの伝統医学であるアーユルヴェーダで伝えられています。
サットバ(純粋)な食べ物であり、料理で使用すると食べ物の栄養素と調和することで身体に栄養分を与えます。
無塩バターだけで作ることができ、料理にも万能です。
【ギーの作り方】
①無塩バターを鍋に入れ煮ます
②蓋をしない、混ぜない、ギーができる様子を見守ります
目を離すと焦げてしまうそうです。愛情持って優しく見守ってくださいね。
ギーが出来上がる様子は神話で知られる「乳海攪拌」の様子に近いそうです。
ギーを作る時に捧げるマントラは『Om Suri Dhanvantri Namaha』
④ナチュラルな布などでこし、清潔な瓶へギーを注ぎます
一気にこしてしまうと溢れてしまうので、様子を見ながら少しずつ注ぎましょう。
ギーは常温保存です。時間と共に良いギーへと仕上がりますが、料理で使用していると一月程度で消化します。
今回は綺麗な琥珀色に仕上がりました。
寒い時期は時間が経つと固まったり、色が白くなりますが再加熱せずにバターのようにそのまま使ってください。
使う時には、異物が入らないように優しく丁寧にあつかってくださいね^^
次の満月は5月22日です。ギー作り、ぜひ試してみてください。